住宅省エネ2026キャンペーン
「住宅省エネ2026キャンペーン」は、令和7年度補正予算にて閣議決定された4つの補助事業の総称で、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅の省エネ化への支援を強化するものです。
国土交通省・経済産業省・環境省が支援する「省エネ住宅の新築」「既存住宅の省エネリフォーム」「蓄電池の設置」などについて、3省の連携により各事業を組み合わせて利用することが可能です。
住宅省エネ2026キャンペーンの概要
| 事業名称 | 管轄省庁 | |
|---|---|---|
| みらいエコ住宅2026事業 | 2050年カーボンニュートラルの実現に寄与する良質なストック形成を図るため、「ZEH水準住宅」や「長期優良住宅」の新築、特に高い省エネ性能等を有する「ＧＸ志向型住宅」の新築及び省エネ改修等への支援を実施し、物価高の影響を受けやすい住宅分野の省エネ投資の下支えを行う事業です。 | 国土交通省 |
| 先進的窓リノベ2026事業 | 断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業。 断熱窓への改修を促進し既存住宅の省エネ化を促すことで、エネルギー費用負担の軽減、健康で快適なくらしの実現及び家庭からのCO2排出削減に貢献するとともに、断熱窓の生産効率向上による関連産業の競争力強化と成長を実現させることを目的とする事業です。 |
環境省 |
| 給湯省エネ2026事業 | 高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金。 家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的としています。 |
経済産業省 （資源エネルギー庁） |
| 賃貸集合給湯省エネ2026事業 | 既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業。 賃貸集合住宅に対する小型の省エネ型給湯器の導入支援を行うことによりその普及拡大を図り、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的としています。 |
経済産業省 （資源エネルギー庁） |
住宅省エネ2026キャンペーンの対象
出典：国土交通省の資料を元に作成 
