断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2025事業)

令和6年11月29日に成立した令和6年度補正予算に盛り込まれた「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業」は、既存住宅における窓の高断熱化を促進するため、高い断熱性能を持つ窓への改修に対して費用の1/2相当(上限200万円)を補助するものです。
事業者登録を行った建築事業者・施工業者等リフォーム事業者が申請を行い、住宅所有者等に全額還元されます。 令和6年11月22日以降に対象工事に着手し、令和7年12月31日までに工事が完了するものが対象です。
なお、「住宅省エネ2025キャンペーン」として「子育てグリーン住宅支援事業」(国土交通省)、「高効率給湯器導⼊促進による家庭部⾨の省エネルギー推進事業費補助金(給湯省エネ2025事業)」(経済産業省)及び「既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業(賃貸集合給湯省エネ2025事業)」(経済産業省)と連携して実施することが予定されています。
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詳細は断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2025事業)(環境省)をご覧ください。

補助対象工事

高い断熱性能を持つ窓やドアの設置するリフォーム工事
熱貫流率(Uw/Ud値)1.9以下等、一定の基準を満たすもの。窓と同一契約内で改修を行う場合に限り、断熱性能の高いドアへの改修も補助の対象とする。

補助額

一戸当たりの上限補助額:200万円
高い断熱性能を持つ窓への改修に関する費用の1/2相当等を定額補助。

補助対象と改修後の窓の性能

補助対象 ガラス交換 内窓設置 外窓交換
(カバー工法)
外窓交換
(はつり工法)
戸建住宅および
低層集合住宅(3階以下)
Uw1.9以下 Uw1.9以下 Uw1.9以下 Uw1.9以下
中高層集合住宅(4階以上) Uw1.9以下 Uw1.9以下 Uw1.9以下 Uw1.9以下

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