高効率給湯器導⼊促進による家庭部⾨の省エネルギー推進事業費補助金支援事業(給湯省エネ2024事業)
令和5年度補正予算に盛り込まれた、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により家庭でのエネルギー消費量を削減することを目的とする事業です。
戸建、共同住宅、新築、リフォームに関わらず、一定の性能を満たす高効率給湯器の導入に対し、最大20万円の補助が受けられます。
申請は事業者登録を行った給湯省エネ事業者が行い、住宅所有者等に還元されます。
令和5年11月2日以降に給湯省エネ事業者と契約を締結し、対象となる高効率給湯器を導入する必要があります。
なお、「住宅省エネ2024キャンペーン」として「子育てエコホーム支援事業」(国土交通省)や「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ事業)」(環境省)、「既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業(賃貸集合給湯省エネ2024事業)」(経済産業省)と連携して実施することが予定されています。
詳細は高効率給湯器導⼊促進による家庭部⾨の省エネルギー推進事業費補助金支援事業(経済産業省)をご覧ください。
補助対象機器・補助額
設置する給湯器 | 補助額 | |
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ヒートポンプ給湯機 (エコキュート) |
圧縮すると温度上昇し膨張すると温度が下がる、気体の性質を利用して熱を移動させるヒートポンプの原理を用いてお湯を沸かし、タンクに蓄えるもの。 | 基本額:8万円/台 A要件:10万円/台 B要件:12万円/台 AおよびB要件を満たすもの:13万円/台 |
電気ヒートポンプ・ ガス瞬間式併用型給湯器 (ハイブリッド給湯機) |
ヒートポンプ給湯器とガス給湯器を組み合わせてお湯を作り、タンクに蓄えるもの。二つの熱源を用いることで、エコキュートより高効率な給湯が可能。 | 基本額:10万円/台 A要件:13万円/台 B要件:13万円/台 AおよびB要件を満たすもの:15万円/台 |
家庭用燃料電池 (エネファーム) |
都市ガスやLPガス等から作った水素と空気中の酸素の化学反応により発電するとともに、発電の際の排熱を利用してお湯を沸かし、タンクに蓄えるもの。 | 基本額:18万円/台 C要件:20万円/台 |
・B要件:補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ない機種
・C要件:レジリエンス機能が強化された機種
※追加措置:高効率給湯器の導入と併せて蓄熱暖房機または電気温水器を撤去する場合、蓄熱暖房機は10万円/台(上限2台まで)、電気温水器は5万円/台(上限2台まで)が加算されます。
出典:国土交通省の資料を元に作成